帯リメイクに込めた思い SDGsの取り込み
- 28 Jul, 2022
大学時代、3年間裏千家の先生に茶道を習った。茶会や振袖発表会など和服を着るチャンスがよくあった。昔話になりますが、それが機に日本着物の奥深い美しさに魅了された。
けど、現代生活において、着物を着るチャンスがさほどない。それに、着物セットで20数点、着付け方が煩雑で一人では気軽に着られない。そんな中、注目したのは帯である。
帯は日本の伝統工芸品。伝統柄、吉祥文様、特殊な織技術、4メートルほど細長い形、世界から見てもこんなユニークな工芸品が日本しかない。もっと私を虜にしたのは、アンティーク帯はほとんど1点物。1本ずつ違う色柄、見れば見るほどその奥深い美しさに引き込まれていき、刺激されます。
だから、長い間、箪笥に眠っている思い出の詰まった帯がもったいない。新しい命を吹きこむように帯を🆕スタイルにリメイクして、目につく場所へと飾ったらいいなと思い始めたのは帯タペストリー製作。(裁縫が苦手だけど、器用な手先と柔軟なアイデアに自信がある)
いい思い出の帯を世界に一つだけのタペストリーに、目につく部屋に飾ったり、特別なプレゼントにしたり、和風インテリアやギフトとして、新しい活躍場面を与えるのは、所謂一種のSDGsじゃないかって思います。
自分が楽しく、人に喜んでもらうこと、ウィンウィン(win-win)なことを頑張りましょう。